地球温暖化という言葉がニュースでよく取り上げられていますが、日本も例外ではなく、東京を中心に近年は夏の気温の厳しさが増しています。熱中症で倒れてしまう子供やお年寄りが多く見られ、命の危険にさらされる可能性を考慮すれば、何らかの対策を行うのが重要となります。
熱中症は、何も屋外に限った話ではありません。日差しを遮れるはずの住宅の中でも、発症してしまう例が近年では後を絶ちません。
これを防ぐ手っ取り早い方法は、遮熱塗料を用いるのが有効です。
エアコンなどの冷房をかければ、室内の温度が下がるのは確かですが、冷房をかけっぱなしにすると電気代がかかってしまいますし、万が一の停電時には何も助けになってくれません。
遮熱塗料を施した住宅なら、直射日光の影響による外壁や屋根の温度上昇を、塗料によっては最大で15度前後、抑えることができます。
また紫外線対策としても、遮熱塗料は有効に働いてくれます。窓ガラスに塗るタイプの遮熱塗料を施せば、窓から侵入しようとする紫外線をカットしてくれますので、カーテンなどの室内のインテリアを色あせから守ってくれたり、窓の近くで作業をする人なら、肌のダメージを抑えられるといった、紫外線対策ができるようになります。
遮熱塗料を住宅に施すには、外壁塗装などを行うペンキ屋やリフォーム会社に依頼してみましょう。東京都内や周辺地域にも施行してくれる会社はたくさん存在します。施行する際の塗料の材質ややり方にはそれぞれ違いがありますので、地域密着の会社をあたってみることをおすすめします。